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俳句文芸協会は、俳句を専門として多分野に日本文化を広める活動をしています。


<俳句文芸協会について>

 俳句に関する活動(事業)を行うことにより、俳句の文芸としての価値を高め、日本文化の発展を目指し将来へと俳句を伝承、そして、日本文化の代表的役割を継承することを目的としています。



トピックス

 「俳句記念日」「俳句検定」「俳句講師養成講座」「俳句TV」「おしゃべりHAIKUの会」
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冬至は復活の兆し!

【冬至は復活の兆し】

 

冬至(とうじ)とは、一年で昼がいちばん短く、夜がいちばん長くなる日です。北半球では太陽の高さが最も低く、光が弱く感じられるため、「太陽の力が一番弱まる日」と考えられてきました。

 

けれども冬至を境に、太陽は再び力を取り戻し、少しずつ昼が長くなるため、昔の人々はこれを「復活の兆し」として祝い、ゆず湯やかぼちゃを食べて無病息災を願ったのです。

 

それでは、夏至・春分・秋分と比べるとどう違うのでしょうか。

 

  • 夏至(げし):一年で昼が最も長く夜が最も短い日。太陽の高さも最も高く光が強い。

冬至の“真逆”の位置にあり、季節のピークを示す日

  • 春分(しゅんぶん):昼と夜の長さがほぼ同じ。太陽が真東から昇り、真西に沈む、冬の終わりと春の訪れを本格的に感じる時期。
  • 秋分(しゅうぶん):昼と夜の長さが再びほぼ同じ。春分と対になり、季節の変わり目を示す。暑さが落ち着き、秋の深まりが始まるころ。

 

4つの日の関係を一言でまとめてみましょう。

 

冬至 → 昼が最短・夜が最長(太陽の力が最も弱まる日)

夏至 → 昼が最長・夜が最短(太陽の力が最も強い日)

春分 → 昼夜が同じで、ここから昼が長くなる節目

秋分 → 昼夜が同じで、ここから夜が長くなる節目

 

冬至を「太陽のリセット」と捉えると、春分・夏至・秋分はその途中経過を示す、大きな季節の目印になります。

 

なかでも、冬至が特別視される理由としては、冬至は単に「昼が短い日」ではなく、

そこから陽の光が再び増え始める「再生のスタート」と考えられてきたからなのです。そのため、ゆず湯に入る、かぼちゃを食べる、「ん」がつく食べ物(運盛り)を食べる。など、昔から特別な風習が残っています。

 

こうして冬至は、「復活の兆し」として、人々に寒い冬を乗り越えるための希望を与えてくれて来たのですね。

 

日本だけにとどまらず、宇宙的な壮大な規模の無限の偉大さは、今も昔も変わることなく人々の心に大切に伝えられているのです。これからも自然の壮大な力と太陽の恵に感謝することを、人間は決して忘れてはならないと痛感致します。

 

 

 

 

2025年令和七年 十二月

「おしゃべりHAIKUの会」主宰

一般社団法人俳句文芸協会代表理事  上野貴子

 

七五三の季節ですね!

☆上野貴子の俳句でおしゃべり☆彡

【七五三と千歳飴の由来】NBSAcademy便り

 

おはようございます。

俳句作家の上野貴子です。

 

 

秋も深まり、晴れ着姿の子どもたちが
神社へと向かう微笑ましい季節になりました。

十一月十五日は「七五三」。
古くから、子どもの成長を感謝し
これからの健やかな未来を祈る日本の伝統行事です。

 

 

七五三とは、「三歳の男女」

「五歳の男の子」「七歳の女の子」が、

無事に成長したことを神様に報告し

これからの健康と幸せを願う行事です。

 

 

もともとは、髪を伸ばし始める「髪置(かみおき)」が三歳。

初めて袴をはく「袴着(はかまぎ)」が五歳。

帯を結ぶ「帯解(おびとき)」が七歳。

といった成長の節目を祝う風習が由来とされています。

 

 

現在では、家族そろって神社にお参りし

子どもの成長を祝う温かな行事として親しまれていますね。

 

 

そして、七五三といえば手に下げた「千歳飴」。

その起こりは江戸時代初期
浅草の飴売りが「長寿と繁栄を願う飴」として
売り出したのが始まりと伝えられています。

 

 

“千歳”という名には

「千年もの長い寿命を授かりますように」

という願いが込められています!

 

 

細く長い形は「命の長さ」を

紅白の色は「めでたさ」と「健康」を表しています。

また、飴を包む袋には

鶴亀や松竹梅といった吉祥の図柄が描かれ

すべてに祈りと願いの意味が重ねられています。

 

 

俳句もまた、このような「祈り」や

「感謝の心」を言葉にする芸術です。

伝統に込められた想いを感じながら

今の季節を詠んでみるのも情緒がありますね。

 

 

「帯締めて髪結い七つの娘はお疲れ・・・貴子」

なんちゃって俳句!

七五三の女の子を見るとあどけない姿が

とても可愛らしいですね。

何だか疲れて帯が苦しかったことを

うる覚えですが、ふと思い出します。

 

 

★「なんちゃって俳句で己書」第5弾

https://youtu.be/OCQUl1_1u8U

 

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2025年11月12日 | カテゴリー : 講座 | タグ : | 投稿者 : wpmaster
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